死亡率を下げる要素

交通事故の死亡率を下げる要素

交通事故は自分がどんなに安全運転を心がけ、気をつけていても、ハンドルを握る以上は発生するリスクをゼロにすることはできません。テレビや新聞で報道されている交通事故は、大きいものや事件性・話題性があるもの交通事故だけで、毎日ニュースにならない交通事故は起こっています。

交通事故の死亡者数は、5年連続で4千人を超えています。発生件数は年間63万人弱、負傷者数は78万人です。どれも前年比から減少し、ここ10年くらいのデータを見ても減少傾向のトレンドですが、それでも多くの人が事故を起こし、数多くの人が命を起こしていることには変わりありません。

交通事故が起こった際に、それが死亡者を出すか否かには様々な要素が絡み合っています。スピードが出ていたことや、ぶつかった角度など、複雑な要素はありますが、自分たちで気をつけることができる大きな要素を占めるものにシートベルトがあります。最近では、後部座席でもシートベルトを着用することとされていますが、死亡率に大きな差が出るので大事なことなのです。平成24年の統計では、シートベルト着用と非着用の死亡率は約14倍とされています。また、事故にあった場合にシートベルトを着用していない場合に、車の外へ放出されてしまう割合も約15倍とされています。

次に、乗用しているものの種別があげられます。たとえば、普通自動車に比べ、二輪車の死亡率は高くなっています。普通自動車に比べ二輪車は死亡率は3倍、重症率は5倍と言われます。同じ事故を起こしても、二輪車の方がダメージを受ける確率が高いということです。これは、二輪車が身体を露出する設計となっていることや、正しいヘルメットの着用が守られていないことなどが理由となっています。事実、警察発表によると二輪車の死亡事故の約4割でヘルメットの脱落が見られるということです。二輪車を乗る場合、安全に配慮したプロテクターの着用や適正規格を満たしたヘルメットを正しく着用することが大切です。半袖半ズボンやサンダルなど軽装ではかなり危険となります。

車は我々の生活を快適により便利に変えてくれました。現在我々の社会は車社会となり、車はなくてはならないものとなっています。しかし、だからこそ交通事故を起こさないように注意し、また、もし不幸にも事故にあってしまった場合でも、怪我などをしないようにシートベルトをはじめとした安全のための配慮をすることが大切です。